storyあらすじ
臓器移植のコーディネーターとして働くマヌエラは、作家志望の息子エステバンとマドリードで穏やかな生活を送っていた。ある夜、エステバンが交通事故で突然命を落としてしまう。悲しみに打ちひしがれるマヌエラは、息子の父親にその存在を知らせるため、過去に別れたバルセロナへ向かう。しかし、息子の父親は性別を変え、今では「ロラ」という女性となっていた。旅の中でマヌエラは、トランスジェンダーのアグラード、修道女のロサ、舞台女優のウマと、彼女の恋人で薬物依存に苦しむレズビアンのニナといった人々と出会い、それぞれの人生に触れていく。彼女たちとの交流を通じて、喪失を超えた新たな絆と希望を見出していくのだった。