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Introduction作品紹介

『パーティーガール 4Kレストア』PARTY GIRL

Girls, Girls, Girls 映画のなかの女の子たち

監督
デイジー・フォン・シャーラー・メイヤー

脚本
デイジー・フォン・シャーラー・メイヤー、ハリー・バークメイヤー
撮影
マイケル・スロヴィス
出演
パーカー・ポージー、サーシャ・フォン・シャーラー、オマール・タウンゼント、ギレルモ・ディアス
音楽
ビル・コールマン

storyあらすじ

ニューヨークでパーティーに明け暮れていたメアリー(パーカー・ポージー)は、自宅で違法レイヴパーティーを開き警察に逮捕されてしまう。親代わりのジュディ(サーシャ・フォン・シャーラー)に保釈金を払ってもらい釈放されるものの、職もお金もないメアリーは、ジュディの職場である図書館で働くことに。最初はやる気のないメアリーだったが、次第に図書館の仕事にやりがいを感じるようになり、真剣に向き合うようになっていく。仕事も順調で、気になる男性との関係もうまくいき始めた矢先、ある出来事がきっかけでジュディからの信頼を失ってしまい……。

about Movie本作について

90年代ニューヨークのクラブカルチャー、音楽、ファッションを鮮やかに切り取ったカルト的名作。監督は本作が監督デビューとなったデイジー・フォン・シャーラー・メイヤー。主演に「インディペンデント映画の女王」と称されたパーカー・ポージーを迎え、衣装デザインは『マイ・ビッグ・ファット・ウェディング』のマイケル・クランシー、撮影監督は「ブレイキング・バッド」シリーズのマイケル・スロヴィスがそれぞれ務めた。1995年の公開当初の興行収入は約50万ドルと振るわなかったものの、コアなファンの支持を集め、カルト的名作としての地位を確立。さらに、公開当時の配給会社の廃業により長らく視聴困難な状態が続いていたが、近年新たな会社が権利を買い取ったことで4Kにレストアされ、約30年の時を経てついに日本での上映が実現した。

about Director監督について

デイジー・フォン・シャーラー・メイヤー


1966年アメリカ・ニューヨーク州生まれ。サーシャ・フォン・シャーラーとポール・アビラ・メイヤーを両親に持つ。10代の頃にデラコート・シアターの舞台スタッフとして働き、20代になるとシドニー・ルメットやミーラー・ナーイルのもとでアシスタントを務めた。『パーティーガール』で映画監督としてデビューし、サンダンス映画祭のドラマ部門にノミネート。本作はニューヨークの図書館で働く一方、クラブカルチャーに没頭する若い女性を描き、主演のパーカー・ポージーの魅力とともにカルト的人気を博した。そのほか『マドレーヌ』、『踊るマハラジャ★NYへ行く』を監督し、その後はテレビシリーズの監督を務め、近年は「ウォーキング・デッド」シリーズ、「シカゴ・メッド」シリーズなど、人気テレビシリーズを担当している。

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作品情報テキスト/

1995年|アメリカ|カラー|94分 ©1994Party Pictures, Inc.