ブギーナイツ

Introduction作品紹介

『ブギーナイツ』ポール・トーマス・アンダーソンにゾッコン夢中！初期傑作選

監督: ポール・トーマス・アンダーソン
脚本: ポール・トーマス・アンダーソン
撮影: ロバート・エルスウィット
出演: マーク・ウォールバーグ、バート・レイノルズ、ジュリアン・ムーア、ヘザー・グレアム、ジョン・Ｃ・ライリー
字幕: 井上牧子

storyあらすじ

1977年、ロサンゼルス郊外サン・フェルナンド・ヴァレーのディスコで皿洗いのバイトをしていた若者エディは、ポルノ映画の人気監督ジャック・ホーナーにスカウトされる。またたくまにポルノ界のスターダムを駆け上がっていくエディだったが、成功と引き換えにドラッグに溺れて堕落していく。

about Movie本作について

ポール・トーマス・アンダーソン監督長編2作目にして、アカデミー脚本賞にノミネートもされた出世作。監督が多大な影響を受けたと公言する、ロバート・アルトマンの作品群も彷彿させる、初期のポール・トーマス・アンダーソンを特徴づける群像劇のスタイルで撮られている。実在したポルノ男優であるジョン・ホームズをモデルに70年代末から80年代のポルノ産業の裏側を描く。監督が愛してやまない70年代・混沌のアメリカを描いた一作。

about Director監督について

ポール・トーマス・アンダーソン

1970年、アメリカのカリフォルニア州生まれ。父親がTV番組の司会だったこともあり、幼い頃からショービジネスに慣れ親しんで育つ。初期の短編映画「Cigarettes & Coffee」を土台にした『ハードエイト』(1996)で長編映画監督デビュー。続く1997年には『ブギーナイツ』を監督し、70年代後半のポルノ業界での人間ドラマを描いた。1999年には『マグノリア』を監督し、ベルリン国際映画祭で金熊賞を受賞。さらに2002年には『パンチドランク・ラブ』を監督し、カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞した。2025年10月より、最新作『ワン・バトル・アフター・アナザー』が公開中。